Baiduが「Baidu IME」の今後の対応を表明
「Baidu IME」が入力情報を無断で送信しているとして、大問題に
なっている件で、今後の対応を表明しました。

以下Baiduの声明
日本語入力システム「Baidu IME」に関する弊社の対応について
このほど、弊社製品日本語入力システム「Baidu IME」に関する配布方法、
および個人情報等の流出について懸念されているとの報道がなされました。
弊社は、このような指摘を真摯に受け止め、以下のとおり改善策を
講じましたので説明させていただきます。
1.既にお使いいただいているユーザーの皆様への対応
弊社は、年内に「Baidu IME」のバージョンアップ版を提供する予定です。
新バージョンでは、クラウド変換の設定について「off」の状態を
デフォルト設定とします。
また、バージョンアップの際に、クラウド変換に関する説明をさせて
いただきます。
さらに、バージョンアップ版によるクラウド変換の使用について、
改めて事前了承をいただくことにいたしました。
これにより、バージョンアップ版以降、クラウド変換のサービスは、
クラウド変換サービスについてご認識、ご了承いただけたユーザーのみが
ご利用いただけることになります。
2.新規のユーザーの皆様への対応
弊社は、十分な説明をしたうえでBaidu IMEの配布を行ってきたと
認識しておりましたが、一部「わかりにくい」とのご指摘を頂戴して
おります。
このご指摘を踏まえまして、インストールする際に十分にご理解いただける
よう、わかりやすく配布について事前に表示します。
これにより、Baidu IMEについてご認識、ご了承いただいたユーザーのみが
ご利用いただくことになります。
また、クラウド変換につきましては、これまで、デフォルト設定が「on」
となっておりましたが、12月25日配布分より、「off」の状態をデフォルト
設定としております。
利用規約も、クラウド変換に関する注意事項を掲載し、一層わかりやすい
説明に速やかに改善させていただく予定です。
弊社は引き続き、ユーザーの皆様にご支持いただけるより良いサービスを
開発して参ります。
という内容です。
2013年12月29日午前6時14分現在のバージョンは3.5.2.4です。
ネットエージェント株式会社様には、「クラウド入力」をオフにしている
状態でも、入力情報をサーバーに送信しているかどうかのテストを、
バージョンアップ後の「Baidu IME」で行って頂きたいですね。
Baidu が新たな見解を公表しました。
「Baidu IME」が入力情報を無断で送信
日本語入力システム「Baidu IME」に関する弊社の対応について
Baidu IME--オールフリーソフト
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