Baidu IMEの最新バージョン 3.5.2.9で問題は解決されたのか?
「Baidu IME」が入力情報を無断で送信していたとして、大問題に
なっていますが、Baidu IME の最新バージョン 3.5.2.9 が公開
されました。
先日、Baiduが「Baidu IME」の今後の対応を表明しました。
そこでは、「クラウド変換に関する説明がわかりにくい」という指摘を
受けて、インストールする際に十分にご理解いただけるよう、
わかりやすく配布について事前に表示します。
これにより、Baidu IMEについてご認識、ご了承いただいたユーザー
のみがご利用いただくことになります。
という内容の改善策を発表しました。
これを受けて、バージョン3.5.2.9では、インストール時の
「使用許諾契約」を改善し、よりわかりやすくなったようです。

また、クラウド入力についてはデフォルト設定が「off」になっており、
オプション設定画面の「クラウド入力機能を有効にする」の下に
「※クラウド機能を有効すると、クラウド変換サービスを利用する
ためいに、入力内容が暗号化され当社んサーバーに送信されます。」
という注意書きが追加されました。

しかしこれで問題は解決されたのでしょうか?
そもそも私が問題にしているのは、「クラウド入力をオフにしている状態
でも、入力情報をサーバーに送信しているかどうか」という点です。
この問題を指摘したネットエージェント株式会社はブログで
「Baidu IME,Simejiでは、全角入力の場合のみ情報が送信されています。
クラウド入力Offの場合でも入力文字列を送信していました。」
と指摘しています。
これに対しBaiduは、これを認めていません。
(Simejiについては、ログセッションがOFFの場合でも一部のログデータが
送信されていた事実を認めている。)
両者の主張は異なるままの状態です。
Baiduは改善策を実行しましたが、
「クラウド入力をオフにしている状態でも、入力情報をサーバーに
送信しているかどうか」
という問題が解決されたのでしょうか?
Baiduが「Baidu IME」の今後の対応を表明
Baidu が新たな見解を公表しました。
「Baidu IME」が入力情報を無断で送信
Baidu IME--オールフリーソフト
Baidu IME、バージョンアップ! | Baidu Japan Blog
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