Baiduが「一連の報道によるBaidu IME へのお問い合わせについて」というページを開設
昨年末から大問題になった「Baidu IME」が入力情報を無断で送信していた
件について、Baiduが
「一連の報道によるBaidu IME へのお問い合わせについて」
というページを開設しました。
ここには、「クラウド変換について」「情報の取り扱いについて」
「緊急アップデート版について」の3項目についてQ&A形式で回答して
います。
この中で「クラウドの安全性」については、
「クラウド変換はインターネット接続を前提として利用する変換機能です。
当社が管理しているクラウドサーバーと連携しています。
クラウド変換を使うとき、入力した読みはSSLという暗号化技術を
利用してサーバーに送られます。
そのため、第三者が送信途中で入力内容を盗み取ることは非常に困難
です。
また、弊社ではクラウド変換使用時に取得した入力語を変換精度向上の
ため一定期間保存し、解析しています。
しかしながら、個人を特定する目的でデータを抽出することは
ありません。
このデータはいかなる第三者機関にも転送しておらず、解析後は物理削除
されます。」
と回答しており、安全を謳っています。
「クレジットカード情報やパスワードを収集しているのでしょうか?」
という問いには、
「いいえ。
Baidu IMEは半角英数字や記号のような信用情報、パスワードに使用する
文字列は前提としてクラウド変換処理できない仕組みになっています。
クラウドサーバーはこうした文字列を「単なる数字のあつまり」として
処理します。
もし“12345”という数字を受信したとしても、それがパスワード
なのか、クレジットカードの番号なのかという判別はできない仕組みに
なっています。」
と回答しています。
「入力語(よみの情報)のログは誰が見ているのでしょうか?」
という問いには、
「社内の自然言語解析の専門チームが解析しています。
解析は、変換・予測変換精度の向上目的で行われて、総合的な
よみ情報だけを統計するしくみになっています。
個人を特定する目的でログ情報を抽出することもございません。」
と回答しています。
※Baidu IMEの最新バージョン3.5.2.12では、ログ送信をオフ、
クラウド入力をオフにしている状態では、入力情報をサーバーに
送信していないことを私のPCで確認しました。
★Baidu IMEはスキンの変更やスクリーンショットも撮れる
日本語入力システムです。
Baidu IMEの最新バージョン 3.5.2.9で問題は解決されたのか?
Baiduが「Baidu IME」の今後の対応を表明
Baidu IME--オールフリーソフト
一連の報道によるBaidu IME へのお問い合わせについて
ツイート@allfreesoftをフォロー
スポンサーリンク
【関連する記事】
- 日本語に対応したESET Online Scanner 3.4.7.0
- Password Checkupが2020年8月31日でサービス終了
- 3つの音声が追加されたIMAIME 1.30
- .Net Framework4.8と.NET Coreに対応したASoft .N..
- Capture .NETのフリー版が終了
- CursorFXが有料になりました。
- はがきデザインキットが2020年1月31日でサービスを終了
- RansomBusterがTrend Micro Maximum Securit..
- Acronis Ransomware Protection(無償)のサポートが終..
- オプションが追加されたReduce Memory 1.3